5月22日は楽しみにしていた三浦文彰のヴァイオリンリサイタルにでかけた。

彼を初めて知ったのは4年前のプラハフィルとの日本ツアーで。
その頃、唐突に クラシック音楽に目覚めた私、
とにかく生オケを聴こうとコンサートホールに通い始めた。
まだ19歳の三浦はあどけない少年といった面持ちながら
チャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルトを見事に弾きこなし才能の片鱗を感じた。
その後は九響とシベリウス、今年の2月には辻井伸行との共演も。
ついにはNHKの真田丸のメインテーマのソロに抜擢され、やっとメジャーになりつつあると感じ
遠目ながら彼の成長を見守るというスタンスだった私にとってとても嬉しい事だった。
「真田丸」は服部氏の曲想も素晴らしくて戦国時代の男性的な力強さと
繊細なヴァイオリンの音が見事に融合していると思う。
服部氏の一人娘萌音さんもヴァイオリニスト、
ヴァイオリンについてはよく知り抜いての三浦の抜擢かと。
それぞれとてもステキな曲ばかり、でも一押しはやはり真田丸のテーマでした。

スポンサーサイト
また久しくブログをアップしてなかったな~。
暫く離れているとつい面倒になってしまうのですが・・・・意を決して。
先月の連休明けから東京へ。
目的はビーズ刺繍のレッスン。今度はちょっと大物に挑戦、やっとアクセサリーらしい作品を作れそう。
たまたま2日間の日程で行われたレーピンのコンサートの初日分に誘われたので調べてみると
2日目はショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲1番。これは是非 聴かなければ いえ 見なければ 
2日続けてコンサート会場に足を運びました。会場:すみだトリフォニーホール

この曲はヒラリー・ハーンのCDで何度も聴いているお気に入り。超絶技巧のヴァイオリンテクニックで
どのように弾いているのか是非ライヴで見たかった。
最高難度の技を要するのであまり演奏会では取り上げられる事がない。
その演奏を見られるとあってワクワクしていたのですが、やはり凄い!し かっこいいんです。
初めてのスタンディングオベーションして興奮してしまいました。
只、70%位の入りでしかも若い女性が多かったことをちょっと意外に思っていると
東京は芸大や桐朋を筆頭に音大が多いからじやないかと聞いて、なる程とは思いましたが、
前衛的なクラシックなので一般受けがまだまだなのかな~ 「クラシックのハードロック」のかっこよさに
メロメロの私でした。
ドミトリ ショスタコーヴィチ; 1906-75 プロコフィエフとともにソ連を代表する作曲家
ワディム レーピン; 1971ー 現代ロシアを代表するヴァイオリニスト
今年はウイーンフィルのコンサートに大枚をつぎ込んでしまった。
やはり一度はベルリンフィルと並んで世界最高といわれる音を聞きたいと思い切ってコンサートへ。
九州には頻繁に来るわけじゃないし、冥土の土産、等々 いつもの言い訳をしながら。
やはり 素晴らしい音、ステキな音楽でした。

ウィーンフィルのロゴマークの入ったプログラムの表紙
会場ではグッズもあり。普通 CD販売はあるけどグッズ販売は初めて。
つまり資金が豊富なので楽団員のお給料も高い よって良い人材が集まるって事?なのかな

若き指揮者 グスターボ ドゥダメル 33歳 南米出身らしくとてもリズミカルで彼の指揮ぶりに見とれてしまいました。
小柄でマラドーナっぽかった

物語仕立ての音楽なので聴きやすく美しい曲
早いものでもう五月、三月からの2ヶ月間に様々なことが有りブログを書くのには十分なネタがあったのに
とにかくゆったりする時間がなくて・・・
三月末から今までを振り返ってみると、東京での小旅行やエッグアート展を2回、
その合間にコンサートを2回
その後はお礼状を書いたり、カルトナージュのプレゼントを作ったり。
その間にレッスンも2回。
昨年からほったらかし状態だった我が家のバラはそれでも美しく咲いてくれて道行く人を楽しませてくれてますが。
そんな中で、5ヶ月も前に購入していた4月13日「ジンマン指揮、チュ-リッヒ・トーンハレ管弦楽団、
ギドン・クレーメルのヴァイオリン」のチケット。

まさかこんな状況になるなんて、ゆっくりと音楽を楽しむなんてできないんじゃないかとという危惧を持って臨んだコンサートだったのですが、若者言葉でいうと、「メチャ良かったです。」
現在世界的評価の高いクレーメルのモーツァルト;ヴァイオリン協奏曲5番、個人的にモーツァルトは余り馴染みがないとはいえ(他の会場ではベートーヴェンだったので、好みとしてはこちらだったのですが)素晴らしかった。
シロウトなので何がどうなのか、わからないのですが感覚的に、フィーリングという事にして。
ジンマンも著名な指揮者ですが私のお気に入りのブラームスの交響曲4番でしたので、引き込まれるようで感動しました。
年間に大小8回程のコンサートに足を運ぶのですが、期待はずれの場合もあり、その意味では4月23日の佐渡裕指揮のコンサート。曲目のせいかな?
若い管弦楽団なので仕方ないでしょうが、佐渡裕(題名のない音楽会の司会)の知名度のせいかチケットはすぐ完売するようです。

ラフマニノフのピアコン2番とチャイコフスキー交響曲6番悲愴、ラフマニはフィギュアの浅田真央のフリーにも使われ
彼の代表曲でもあり以前は好きだったのに響かない。チャイコの悲愴も彼の死の直前に作られたというせいか支離滅裂感があって何だかな~。精神状態に影響されての事かと?
ブラームスの4番も彼の晩年の作だけど安定感がある。
ロシア音楽はドイツを筆頭にするヨーロッパ音楽とは少し異なった部分がありそれがまた魅力なのですが、聴きやすさや洗練された音楽というとやっぱりドイツ(ベートーヴェンからマーラーに至る)なんですかね。
因みに私の今のお気に入りはショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲1番、ヒラリーハーンのヴァイオリンで。

(ショスタコは20世紀初頭のロシアの作曲家で彼のジャズワルツも好き、交響曲が有名ですが弦楽も秀逸らしい)
この曲を聴きながらファベルジェタイプのエッグアートを作っている時、満たされた気分になりますね。但し美しいという範疇の曲ではありませんが。
昨日からの佐村河内守のニュース、驚いた!
実は私、昨年3月のNHKスペシァルで初めて彼の事を知った。その時は「へえ~こんな人がいたんだ」というのが正直な感想。
難病を患いながらも作曲活動をしているという、その様が異様かつ彼の生命の危機感さえ感じるような番組の作り方で、鬼気迫るものがあるように感じたけど、過剰演出どころか 嘘かよ~
只、どんなに素晴らしいといってもベートーヴェンを引き合いにだされるとちょっと?って引いたけど。
しかし専門的な音楽教育を受けず独学で交響曲が作曲できるのか?と不思議感もあったし評価が定まっていないので流していたが、高橋大輔がSPで使った「ヴァイオリンのためのソナチネ」は曲としてまあ悪くないと感じていた。
フィギュアファンであり高橋のファンでもある私は彼の(コーチをはじめとしたスタッフ)感性を高く評価していたので。
CDを買ったりコンサートに行こうなんて事まで思わなかったけど腹たつな~NHK。
実態は知らなかったかもしれないけど番組には確かに過剰演出があった!と思う。悪いのは欺いた本人とゴーストライターなんだけど、NHKに腹たつな~