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日々を紡ぐ手仕事   私の手仕事の紹介、日々の出来事の記録として

菱田春草展 をテレビ鑑賞

先週のNHKEテレ日曜美術館で 東京国立近代美術館にて開催されている菱田春草展をテレビ鑑賞した。

代表作を中心に丁寧に解説されており、あらためて春草の素晴らしさを堪能した思いでした。

残念ながら東京のみの開催なので直接観ることはできませんが 

代表作 「落葉」「黒き猫」は永青文庫(熊本県立美術館寄託)とあるのでひょっとして観る機会があるかもしれません。

その他朦朧体の傑作「王昭君」 西洋絵の具を使用したといわれる「賢首菩薩」

これら4点は重要文化財に指定されており僅か36歳で没したにも拘らず 

近代日本画家では最多という事でも彼の画業の素晴らしさが解ります。

不気味さと可愛らしさが混在しているような黒き猫は人気なのでポストカードは売り切れそう。

姉に頼んで買ってきてもらおう。

それにしても フランスなどのヨーロッパ文化をステーキに例えるなら日本画などの日本文化はお寿司。

どちらも大好きです。



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巴里便り 5 オートクチュール

芸術のメッカ パリには様々な美術館やギャラリーが点在し、

暇を見つけては訪れアートを堪能している様子ですがちょっとお腹いっぱいの感じもあるみたい。

中でもパリらしい美術館が ガリエラ美術館 ガリエラ宮 パリ市立モードと衣装の博物館 正式名は長い!

1890年代 ガリエラ公爵夫人が自分の美術品を展示するために建てた館で

現在はモードの歴史や服飾専門の美術館に。

企画展のみの展示になっており 現在は「1950年代フランスのモード1947~1957」が開かれているのを

パリに出張中だったエトワレ さんのブログで知って早速娘に連絡、是非行くように勧めました。

オートクチュールの黄金期を代表するディオールを中心に展開されている展示会。

この企画展についてはマダムフィガロジャポン のコラムに詳しく解説されています。


写真 1 (19)
ガリエラ美術館入り口

写真 2 (19)

売店で売られていたポストカードと図録


写真 2 (19)

 私はこの写真がいいかな






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ウイーンフィルコンサート

今年はウイーンフィルのコンサートに大枚をつぎ込んでしまった。

やはり一度はベルリンフィルと並んで世界最高といわれる音を聞きたいと思い切ってコンサートへ。

九州には頻繁に来るわけじゃないし、冥土の土産、等々 いつもの言い訳をしながら。

やはり 素晴らしい音、ステキな音楽でした。
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ウィーンフィルのロゴマークの入ったプログラムの表紙 

会場ではグッズもあり。普通 CD販売はあるけどグッズ販売は初めて。

つまり資金が豊富なので楽団員のお給料も高い よって良い人材が集まるって事?なのかな


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若き指揮者 グスターボ ドゥダメル 33歳 南米出身らしくとてもリズミカルで彼の指揮ぶりに見とれてしまいました。
小柄でマラドーナっぽかった
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物語仕立ての音楽なので聴きやすく美しい曲

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バレエ リュス 展

時が前後してしまった。8月の最後の日上京したついでに、バレエリュス展にでかけました。

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以前から行きたかった展覧会、しかしバレエリュスについては深く知らず調べてみると なる程・・・

ロシアというとボリショイバレエ団ですが、もう一つ由緒正しきマリンスキーバレエ団の存在があり 

ディアギレフのもと パリに於いてマリンスキーの団員たちで結成されたのが バレエリュス。1910年代のこと

とても革新的でエキゾティシズムに溢れた内容はパリっ子の心を捉え、当時の革新的アーティストたちの支持を得た。

ストラヴィンスキーの名曲 「火の鳥 」「春の祭典」はバレエリュスの為に書かれたものですって。へえ~そうなんだ。

ディアギレフとニジンスキー ストラヴィンスキーの火の鳥や春祭は知っていても後は全く知識なし。

それでも楽しく観ることができたし 100年近く前の舞台衣装が戦火にもあわず大切に保存されていることは驚きである。

それもオーストラリアが。1970年代にオークションで落として以来熱心に蒐集してコレクションしているとか。



ニジンスキー 中でも有名なダンサーであり振り付け師 後年精神を病み不遇の生涯だった。

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今年のエッグオーナメント

パリのエッグオーナメントに刺激を受けて私も今年の新作を何点か。

小さい子供がいないのにクリスマスを意識するのはやはりエッグアートのせい。

今日のエッグアートはアメリカで発展したせいもあってクリスマスは大事なイベント。

大きなツリーにたくさんのエッグオーナメントを飾りたいところですが、今のところ50センチのツリーで充分楽しんでます
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