日曜美術館
Eテレの日曜8時から11時までは美術と音楽の芸術の時間。
今週の日曜美術館が取り上げたのは「ジョン・プライス 江戸絵画コレクション」
とても良いものを観せて頂いたという思いと同時に日本の芸術の素晴らしさを再認識しましたが、
それが一人のアメリカ人によってもたらされたものだという事に深い感銘を受けました。
あの若冲を見出した方こそ ジョン・プライス氏その人なのです。
彼の膨大な江戸絵画コレクションは父親からの莫大な遺産を相続した後、たまたま行った古美術の店で
葡萄絵図を見て強く惹かれたことから。それが若冲のものでした。
彼自身日本美術には全く知識もなく、その後は自分自身の感性のみで若冲はじめ日本の江戸絵画を蒐集、
素晴らしいコレクションになりました。
先頃のボストン美術館展とはまた異なった江戸絵画の素晴らしさを堪能できたこと、それと東日本大震災で
痛手を負った東北の人々に心を寄せて福島で展示されたことなど、J・プライス氏の心の深さを感じました。
この絵が江戸時代のものなんて・・・
とても今風の感じ
葡萄絵図一部 この絵が蒐集きっかけ
この貝の模様、モダンでしょう?
華やか!
J・プライス氏
番組で紹介された中のほんの1部を紹介、 その中で だまし絵にもなるという鶴の屏風絵が撮れ
なかったが残念。
どこかモダンの息使いが感じられるのは外国人の感性だからか?
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