晩秋の庭園美術館を訪ねて
東京滞在の最後の日に以前から楽しみにしていた庭園美術館へ。
補修後 3年ぶりに11月22日から一般公開となった庭園美術館はもともとは高松藩の江戸屋敷。
大政奉還後、朝香宮邸となり当主 朝香宮がパリ滞在中にアールデコ様式に触れ(1922~1925)
帰国後 アールデコ様式の邸宅を新築したというもの。建物は宮内省営繕課、外観はいたってシンプル。
内装デザインはフランス人アンリ・ラパン。内装がとても素晴らしいし、それを求めた朝香宮さんのセンス
随所にアールデコ様式の美しい意匠が施され、とても上品な印象だったのだが、どこかで見たような・・・
30年ほど前の季刊誌「装飾デザイン」の特集 アール・デコ ニューヨーク・東京 の中で紹介されていたのを
思い出した。あの頃は子育てに追われ 本の中でしか美を見出すことができなかったのだが
30年の時を経て ようやく再会を果たしたような懐かしさを感じた。土日は室内の撮影は禁止なので
装飾デザインのページから
帰りには紅葉が美しい庭を散策してモミジの落ち葉をお土産に。
銀杏の黄色も鮮やかで目に眩しい
お土産のモミジを額に入れてかざってみました
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